NVRトピックス

フレームレート(FPS)って何?どのくらいの値にすればいいの?

NVRの知識 —

こんにちはシステムケイのH☆Gです。
動画の設定に関する用語に「フレームレート」という言葉があるのをご存知ですか?

ネットワークビデオカメラの仕様にもこの「最大フレームレート」の項目があります。NVR-200シリーズ仕様ページ

では、このフレームレートとは一体何を指す言葉なのでしょうか?

今回はフレームレートについて詳しく説明していきます。

フレームレートはパラパラ漫画のイメージ

動画の仕組みはパラパラ漫画と同じ

動画と静止画は、違うものと思われているかもしれませんが、動画は静止画の集まりです。

静止画を何枚も何枚も撮って、連続して見せることで動いているように見える。これが動画です。
イメージしづらい方はパラパラ漫画をイメージをしてもらえるとわかりやすいと思います。

パラパラ漫画では、パラパラめくる絵の枚数が多いほど動きがなめらかになり、枚数が少ないほどカクカクした動きになりますよね。

動画は、絵の枚数がとても多いパラパラ漫画のようなものなのです。

 

フレームレートは動画の滑らかさを決める要素

パラパラ漫画を作った際に「50枚の絵を10秒かけて見る」のと「500枚の絵を10秒かけて見る」のとでは、後者の方がなめらかな動きになることは予想できますよね。

この、なめらかな動きを決める要素が「フレームレート」です。

「フレームレート」は、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)です。単位は、「FPS」(frames per second)で、「コマ/秒」を表します。

先ほどのパラパラ漫画をフレームレートで表すと
50枚の絵を10秒かけて見る…5FPS(1秒に5枚の絵を見る)
500枚の絵を10秒かけて見る…50FPS(1秒に50枚の絵を見る)

というように表すことになります。

このように、フレームレートの数値が大きいと滑らかな動画になり、小さいとかくかくした動画になることがわかります。

フレームレートは動画の滑らかさを決める要素

フレームレートの数値の違いでどれくらい差がでるの?

では、フレームレートの数値が変わると実際の動画のなめらかさにどのくらいの差が出るのでしょうか?
例えば、100m走の世界記録が9秒9ですが、フレームレートを変えて撮影すると、

・フレームレート1FPSで撮影した場合
⇒ 100mを9コマの静止画。一枚目と二枚目では10m進んだ映像になります。

・フレームレート5FPSで撮影した場合
⇒ 100mを49コマ静止画。一枚目と二枚目では2m進んだ映像になります。

・フレームレート30FPSで撮影した場合
⇒ 100mを297静止画。一枚目と二枚目では0.3m進んだ映像になります。

FPSの数値を変えるとこれだけの違いが出てきます。

 

フレームレートは大きければよいわけではない

ここまで読んで頂くと、「フレームレートは大きい方がいいんだ」と思われますよね。でも、デメリットもあるんです。

フレームレートは大きければよいわけではない
フレームレートが大きいということは、たくさんの静止画を送るので、送られるデータ量が大きくなります。

そのため
① ネットワーク設備、回線費用に影響
② 録画をする場合、大容量のハードディスクが必要
(カメラ台数が多い場合、特に影響が大きく費用が高くなる場合がある)
③ 静止した際の画質が劣化する
(画質を上げるには動画のデータサイズを大きくする必要がある)

などのデメリットもあるため、フレームレートが大きければ大きいほどよいというわけではないのです。

 

どれくらいの数値に設定すればよいの?

ネットワークカメラのフレームレートの設定は、用途目的や撮影対象などにより異なります。

例えば…
・一連の動きをしっかり確認したい場合 ⇨24〜30FPS程度
・一時停止画像の確認などを重視したい場合 ⇨1FPS〜5FPS程度

防犯カメラでは用途によりますが、画像などの確認も必要になる場合があるため、画像の劣化を防ぐために、監視目的ではフレームレートは5FPS程度に設定されるケースが多いです。よくテレビで流れる防犯カメラのカクカクした映像ですね。

ちなみに人の目に、自然な動きに見えるフレームレートは、30FPSと言われています。

私たちが見ているテレビのフレームレートが、30FPSです。他には、映画が24FPS、最近のゲームなどは60FPSが一般的です。このあたりの数値だとそこまで大きな違いは感じられませんが、設定する際の基準としてテレビの30FPSを参考にするとイメージしやすいのではないでしょうか?

 

フレームレート(FPS)って何?どのくらいの値にすればいいの? まとめ

今回は
・フレームレートは1秒間に何枚の画像を流すかという、動画の滑らかさを決める要素である。
・フレームレートは大きければよいというわけではない。
という点をメインにお話ししました。

ネットワークビデオカメラの用途によっては動画の滑らかさを必要とする場合もしない場合もあります。フレームレートは撮影目的、撮影対象、ネットワーク設備、録画容量等 考慮したうえで決めてくださいね。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

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