TV放送が完全デジタル化された今、防犯・監視カメラも、アナログからデジタルへの過渡期です。
総務省が発表している「なぜ放送をデジタル化するの?」では4つの理由を述べています。
特に大切なのは「情報の基盤」と「多様なサービスの実現」です。
テレビをデジタル化することで、誰もが情報通信技術の恩恵を受けられるような社会にし、デジタルハイビジョンの高画質・高音質番組や双方向サービス、高齢者や障害のある方にやさしいサービス、暮らしに役立つ地域情報などが提供されています。
そして、すでに私たちの生活のそばにあるネットワークカメラはアナログカメラと比較して、TVと同じように、もしくはそれ以上に、様々な導入メリットがあります。
一般的なアナログカメラの最大解像度は約30万画素です。
一方、ネットワークカメラは100万画素以上のカメラが主流となっており、より鮮明なカメラ映像を取得できます。
また、録画データの劣化もありません。
ネットワークカメラはアナログカメラよりも高画角であることが多いので、設置カメラ台数を少なくして、カメラコストを抑えることができます。
アナログカメラは映像を送る際、カメラ毎に同軸ケーブルが必要ですが、ネットワークカメラはLANケーブルの特性上ハブを中継点にできるため、ケーブルの簡素化が可能です。
また、カメラのPoE機能を利用することで、電源ケーブルも必要なくなります。
カメラ台数削減やケーブルの簡素化、PoE機能利用による電源工事の削減により、設置工事コストを抑える事ができますので、アナログカメラシステムと同程度の価格で導入が可能です。
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