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ダイナミックDNS(DDNS)とは?メリットや仕組みなどを解説

技術情報 —

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こんにちは!ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。
今回は遠隔監視には欠かせない ダイナミックDNS(DDNS)についてのお話です。
ダイナミックDNSとはどのようなものなのか、どのようなメリットがあるのかなどについてご紹介していきます。

ダイナミックDNSとは

ダイナミックDNS(DDNS)とは

ダイナミックDNSの正式名称は
「ダイナミックドメインネームシステム (Dynamic Domain Name System、ダイナミックDNS、DDNS)」と言います。

プロバイダから動的(ダイナミック)に割り当てられるIPアドレスが変更になった場合、新しいIPアドレスをDNSサーバーに通知し、事前に登録した固定のホスト名(ドメイン名)につないでくれるサービスのことです。

ダイナミックDNSの説明の中にあった用語を詳しく解説していきます。
全て知っている人は次の項目まで読み飛ばしてしまって大丈夫です。

IPアドレス…コンピューター向けにネットワーク上の住所を表す数値。データの受信の際、通信相手を指定するために必要。
ドメイン名…人間向けにIPアドレスの数値の代わりに名前に変換したもの。
DNS…ドメイン名を用いてインターネットが利用できるようにするためのシステムのこと。これを用いることで数値で表されるIPアドレスをドメインに変換できる。次の章でも詳しく説明します。

DNSとダイナミックDNSの違いは?

DNSとダイナミックDNSでは、紐づけるIPアドレスが変わります。
主な違いは以下のようになっています。

DNS ダイナミックDNS
IPアドレス 静的 動的
更新方法 手動 自動
利用シーン webサイト、メールサーバー等 自宅サーバー、NAS等

このように、例えば「〇〇」というIPアドレスには「△△」というホスト名、と紐づけられるのがDNSで、
接続の度に変化するIPアドレスに「□□」というホスト名を紐づけられるのがダイナミックDNSです。

ダイナミックDNSの仕組み

続いて、ダイナミックDNSの仕組みについて詳しく説明していきますね。
以下の画像は、遠隔地にあるパソコンからNVR設置拠点に接続した際のダイナミックDNSについて説明した図です。

ダイナミックDNSの仕組み

遠隔地パソコンのユーザーがブラウザから「http://www.sysk.co.jp」を入力すると、DNSサーバーで「http://58.12.xxx.xxx」と変換されて、NVRに接続することができます。

NVR設置拠点にあるルーターのグローバルIPアドレスが変更されても、DNSサーバーに対して「http://www.sysk.co.jp」=「http://58.12.xxx.xxx(変更のあったグローバルIPアドレス)」を通知するので、遠隔地パソコンのユーザーはグローバルIPアドレスが変更されたことを意識せず、NVRへの接続が可能となるのです。

ダイナミックDNSのメリット

ここでは、ダイナミックDNSのメリットについて説明します。

固定IPアドレスがなくても、遠隔で接続ができる

ルーターのグローバルIPアドレスは度々、変更されるというのをご存じでしょうか?
主にルーターの電源を入れ直したときや、一定時間通信が行われなかったとき、プロバイダはグローバルIPアドレスを別のIPアドレスに割り振ります。

そのため、固定IPアドレスがないと自宅サーバーやNASなどの遠隔接続ができませんが、ダイナミックDNSを利用することで動的なIPアドレスでも、固定のドメイン名でアクセスできるようになります。

ドメイン名を自由に設定できるため覚えやすい

ダイナミックDNSを利用することで、ドメイン名を自由に決めることができるため、オリジナリティの高いドメインを設定することができます。

固定IPアドレスの場合、アクセスするために192.168.101.○○などの数字を覚えておく管理が必要になりますが、ダイナミックDNSの場合は、任意のドメインを設定できるため覚えやすいです。個人的なサーバーを運用する際に差別化しやすく便利です。

ダイナミックDNSのデメリット

ダイナミックDNSの唯一のデメリットは、DNSサーバーにトラブルが発生してしまうと、その間はドメイン名での遠隔接続ができないという点です。

ダイナミックDNSの利用方法

ここでは、ダイナミックDNSの利用するための手順をご紹介します。

有料プランと無料プランがある

ダイナミックDNSを利用するうえで、プロバイダの有料プランを使う方法と、ルーターメーカーの無料プランを使う方法があります。

プロバイダの有料プラン ルーターメーカーの無料プラン
メリット
  • 多くの場合、固定IPアドレスが提供される
  • 独自ドメインが利用できる
  • サポートを受けられる
  • 費用が掛からない
  • 設定が簡単
デメリット
  • 月額料金がかかる
  • 設定が少し複雑
  • 機能が制限されている
  • サービスが終了する可能性がある

このような違いがあるため、予算や機能にあわせて選ぶ必要があります。

ダイナミックDNS設定の流れ

プロバイダ提供の有料プランか、ルーターメーカーが提供する無料プランかを決めたら、
下記の流れで設定をします。

1. 利用するDDNSサービスのサイトにアクセスします。
2. アカウントを作成します。
3. ドメイン名を登録します。
4. ルーターの設定画面で、DDNSサービスの設定を行います。
5. 設定が正しく反映されていることを確認します。

まとめ

  • NVRを遠隔地から閲覧する為には、ダイナミックDNSサービスがおすすめ
  • 利用するには、無料サービスと有料サービスのメリットとデメリットを確認しよう

この機会にダイナミックDNSの利用を検討される方や、何か疑問などがあれば
システム・ケイまでお気軽にご相談ください!

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