よくあるご質問

QNVRのDHCPサーバー機能とは何ですか?

A

〇DHCPとは

DHCPとは、全てのネットワーク機器に自動的にIPアドレスを割り振るプロトコルのことです。
一時的に接続したネットワーク機器に対して、一時的なIPアドレスをDHCPサーバーが自動的に割り当てます。

関連記事:NVRのDHCPサーバー機能とは?

〇DHCPサーバー機能の有効化について

■対象NVR:NVR-0802PRMkⅡ/NVR-1602PRMkⅡ

上記のNVRは、DHCPサーバー機能に対応しております。
NVR背面のPoEポートにカメラを接続することでNVRから自動的にIPアドレスを割り当てることが可能です。
DHCPサーバー機能で接続したカメラにIPを割り当てる場合は、事前にカメラ側及びNVR側のネットワーク設定にてDHCP機能を有効にする必要がございます。

〇カメラ側の設定

カメラのネットワーク設定方法は、カメラのメーカーによって異なります。以下、一例になります。

カメラのファームウェアのバージョンによって、画面UIが異なる場合がございます。

  • AXISカメラの場合
    設定 > TCP/IP > IPv4 で [自動IP(DHCP)およびDNS(DHCP)]を設定する。

    DHCPサーバー機能の有効化 AXISカメラの場合

  • VIVOTEKカメラの場合
    設定 > ネットワーク > 一般設定 より [自動的にIPアドレスを取得]を設定する。

    DHCPサーバー機能の有効化 VIVOTEKカメラの場合

〇NVR側の設定

設定 > ネットワーク > IP より、NET2側の設定を変更します。

DHCPサーバー機能の有効化 NVR側の設定1

IP設定を「手動設定」に設定し、NET2側のIPアドレスとサブネットマスクを設定します。
※NET2側のIPアドレスをNET1側のIPアドレスと同じセグメントの同じIPアドレスを設定しないようご注意ください。

DHCPサーバー機能の有効化 NVR側の設定2

「PoE DHCP server」をONにして、自動で割り当てる範囲の設定をします。
IPアドレスの範囲には、以下の条件を満たしている必要があります。

〈条件〉

  • 範囲内にNVRのIPアドレスを含まないこと
  • NVRのIPアドレスと同じネットワークのアドレスであること
  • 有効なIPアドレスの範囲であること

画面右下の適用ボタンをクリックし、設定した内容を適用させます。

設定した範囲のIPアドレスがカメラに割り当てられていることをご確認ください。

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