SK VMSとAIエンジンを搭載したNVR708AIを発売
新製品 —
NVR708AIは、産業用エッジPCにAIエンジンを搭載した、ハイパーコンバージド型AIサーバーです。
映像管理システム(SK VMS)と組み込みAIモデルが、GPU/CPU/ストレージ/POEハブを搭載した筐体で動作する、オールインワンモデルとなります。
一体型のメリットとしては、以下の事が挙げられます。
- 専用サーバと映像管理システムを組み合わせる事で、カメラ・映像・AIモデルを一括管理可能
- リモートからのアクセス要件によるが、現地のみで完結させる構成を作ることも可能
- クラウド使用と比較するとトータルコストを抑えられる
AI機能を搭載したカメラもリリースされていますが、NVR708AIを活用する事で、複数のカメラから送られる映像に対するAI処理が可能となります。そのため、カメラ単体のコストを安く抑えられるメリットがあります。
一方で、考慮点としては専用サーバにリモートからアクセスが必要な場合は、ネットワークが必要となる点と、AIサーバの性能に限界が来た場合に、スケールアウトしにくい点があります。
これらの特性を踏まえると、以下の点での活用が有効です。
- 施設や工場など限られた範囲、限られたネットワーク内でもAIを活用したい場合
- 今後スケールアウトを予定しているが、まずは簡易的なモデルからスモールスタートしたい
特にAIの活用を検討しているが、どこから初めて良いか分からないお客様には、解決策となる可能性があります。AIモデルも、組み込みにて初期搭載しておりますが、別途開発環境と組み合わせる事や、SK VMSの機能と連携させる事で、様々なシーンへ応用させる事ができます。
製品仕様や詳細などご不明点があれば、お問い合わせフォームからお気軽にお問合せください。
【関連リンク】
・NVR708AI製品ページ
・SK VMS+AI画像認識連動システム(カメラサイトへ)
・エッジコンピューティング時代のカメラ+AIの実装方式(コーポレートサイトへ)